11月11日に『ヘイトスピーチ』に焦点をあてた「第4回みんなの人権セミナー」があるよ

地球の誕生は、46億年前。

人類の祖先・アウストラロピテクスが出現したのが300万年前。
北京原人など「原人」が出現したのが50万年前。
農耕がはじまったのが1万年前。

日本に限って言えば、去年のNHK大河ドラマ「真田丸」の時代は、わずか400年前。現在の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の時代はそのちょっと前となる450年前。

朝ドラの「わろてんか」は100年前であり、「ひよっこ」は50年前。

生物の個体としての人間の寿命は今でこそ80年とされていますが、ちょっと前までは30年とか50年とか言われています。人類の歴史に比して、一人の存在などちっぽけなもの。

その一方で、いろいろな先人が大事にしたものや向き合ってきたものが、糸のように紡がれ、そして風呂敷や絨毯のように、私たちの暮らしを包んできています。もちろん、災害とか戦争とかの悲しい歴史も含めてですが。

人間として、人間にどう向き合うか

現在の私たちが暮らす世界を作り、その世界を私たちに託してくれた先人は、「国」「国籍」「国境」という考え方を私たちに残してくれています。そして、国という舞台のもと、国民としての義務と権利をもって、ささやかに日常の暮らしを営んでいます。

ただ、歴史の糸と糸の間には、いろいろな出来事があります。そうしたことから生じた、国と国との関係性からの都合を受け止めながら今を暮らさないといけない人々の存在もあります。

その一つの具体例が、「在日韓国・朝鮮人」の方々。いわゆる特別永住者のみを指したり、韓国・朝鮮系日本人(日本国籍取得者や、先祖が韓国・朝鮮籍であるが日本国籍で生誕)も含めたりするかもしれませんが、いずれにせよ現在に存在する国と国の境界とその重なる中で、暮らしを重ねている方々です。

現在を生きる個々の人々にとっては一人の人間としての生をうけただけなのに、先人が紡いできた歴史の中で、自分の存在を置く礎の部分が、他の多数の方とはちょっと違う。そして、他の多数の方からみると、なんとなく「自分たちとは何か違う」。そんなかすかな違和感が、積み重なって、なぜか必要以上に大きくなる。

こうした先人の紡いだ歴史の糸を解きほぐし、違和感の存在を踏まえて、包み込むように新たに歴史の糸を紡いでいこう。そんな思いで企画されているのが、こちら↓のセミナー。

講師は、福岡県直方市出身の在日朝鮮人3世(韓国籍)の徐麻弥さん。

高校までは日本名を使用されていたそうですが、大学からは民族名を名乗るように。

これまで様々な活動を通して在日朝鮮人の置かれた現状や課題を見つめて、ご自身の体験をもとにした講演活動を行っています。

今回のテーマは『ヘイトスピーチ』。

Wikipediaによれば「人種、出身国、民族、宗教、性的指向、性別、障害など自分から主体的に変えることが困難な事柄に基づいて個人または集団を攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動」のこと。

勇気をもって当事者として名乗りを上げ、ご自身の体験をもとに、歴史や事実に向き合うことと、個々の人と向き合うことの意味を語ってくださることでしょう。そして、今回のセミナーからは、今を暮らし、新たな糸を紡いで次世代にこの社会を託す私たちにとって、大きな気づきの機会を得ることができるのではないでしょうか。

開催日は、平成29年11月11日(土)。13時00分開場で13時30分の開演。場所は、古賀市生涯学習センターの一角「古賀市中央公民館」の大会議室です。

入場無料・事前申し込みも不要!お気軽にどうぞ。

【記事を書いた人】
千鳥足 大人の事情で、今のところは顔出せず。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にUターン。 趣味: 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。

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