薦野界隈にある、古賀の地名のゆかりを探しに行こう!地名が刻む、古賀の歴史。2017/11/25に歴史講演会が薦野で開催!

古くから人と人が行きかい、モノと情報の経由地であった古賀。

今でこそ、国道3号線・九州自動車道・JR鹿児島本線などが南北に貫き、過半の人々はそちらを利用していますが、明治以前の古賀の大動脈といえば「唐津街道」。

今の福津市の畦町宿と、古賀市の青柳宿の二つの宿場町には、多くの人々が疲れをとるべく一休みしていたことでしょう。そして、その旅人の移動を支える地元の人々の暮らしも。

そして、2つの宿場町の間に挟まれたエリアでは、旅路を急ぐ人々の群れや、道の端でちょっと休憩という人々の姿があったのでは…。

そんな畦町宿と青柳宿の間に挟まれた場所、薦野。宿場町ではありませんが、旅の無事を祈る神社仏閣があり、清水もあり、街道筋のちょっとした街として発展を重ねてきています。

そんな薦野に伝わる歴史や言い伝えを、さらなる次の世代に紡いでいこうと活動を続けている「薦野の歴史をつなぐ会」の事務局長・谷川さんから、ちょっとしたお誘いが!

来たる11月25日に、薦野公民館を会場にして、薦野周辺の地名とそのゆかりを学ぶ講演会を企画中とのこと!
入場無料!
事前申込も不要!

講師は、古賀の地名の研究にいそしむ飯島勇一郎さん。古賀郷土研究会の会長さんだそうで、蔵園・米多比・薬院・大人・原・矢落・馬渡などの古賀に古くから伝わる地名の研究を長く続けておられます。

谷川さん曰く、講座を機に多くの方と薦野の魅力を語り合えるようになったらいいなとのことで、よかったら一緒に薦野界隈を中心とした古賀の地名の話を楽しみませんか?とのこと。

谷川さんたち「薦野の歴史をつなぐ会」のみなさんは、埋もれてしまいがちな地元の情報を古文書・口伝その他いろいろな資料を探しては読み合わせ、そして現地を探索して新たに見つけた地元の宝を磨き、多くの人にさらに伝えようと活動を重ねています。

こうした講演会も、以前から定期的に。

講座の会場にとどまらず、参加者の皆さんと現地を歩いて楽しむウォーキングイベントの企画も。

会場は、薦野公民館。薦野に暮らす皆さんの集いの場。

会場はコチラ。西鉄バス薦野バス停から徒歩20秒ほど。

講演会の開催時期は、ちょうど紅葉の季節。古の人々も眺めたであろう古賀の山間の景色を眺めながら、秋ならではの地元への学びの時間としてはいかがでしょうか。

【記事を書いた人】
千鳥足 大人の事情で、顔出しNGでしたが、いったん解禁しました。けど気が変わってやっぱり顔出しNGに戻る。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にUターン。 趣味: 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。

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