古賀市の「公募型補助金制度」を使った取り組みの報告会があるよ。(4/23)

公募型補助金制度」ってものが、古賀市役所にはあります。

平成25年度から募集が始まって、審査会で適切と認められたものについて、翌年度に古賀市が補助事業として採用し、民間団体主催の行事・イベントその他の民間ベースの【事業】に補助金がつく仕組みです。

実は「古賀すたいる」も、活動の一部についてこの仕組みに採用してもらうことで、いろいろな取り組みを市役所の方々と相談しながら取り組むことができるようになり、金額以上の価値・意味を古賀市役所の方にいただいています。

つまるところは、古賀市に納税されている方々のお金の一部をいただいて、古賀市に関わる読者の方々に還元させてもらっているわけですが。

そうした、「公募型補助金制度」に関係して、平成27年度末までに実施された事業群のうち、選りすぐりの8団体さんが、実績報告を開催されます。


主催されるのは、制度を担当されている古賀市役所の財政課さん。
開催日は4月23日(土)の9時30分~12時00分。

私たちが古賀市に収めている税金の一部がどう使われているのか。

そして、税金の一部を古賀のNPOの人たちに投入すると、どんなアウトプット・アウトカムがあるか。すなわち、古賀に暮らす人が幸せになることにどれだけつながるか。

そうした意味の一端が、会場で見聞きすることができます。8つの多様な取り組みを通して。ちなみに、昨年の2015年3月の報告会のレポートはこちら。

8つの事業の、古賀すたいる的ミドコロ・キキドコロ

報告会では、各団体さんが実技やパワーポイントを駆使して、数分程度にプレゼンテーションを行われます。

そして、「公金を投じた意味」の検証のために、社会福祉士さんや弁護士さん・公認会計士さんなど専門家の皆さんがいろいろ質問をしてくださいます。

その実施した人・検証する人のドキドキするやりとりと、そのやりとりの内側にある審査員さんからの行間や言葉の裏に隠れたアツい応援のメッセージを垣間見ながら、【この事業を通じて、つまるところ古賀の市民は、どのように幸せになるんだろう】と考えを巡らせることができる機会です。

そうした【補助金というインプット】に対して、【団体の成果であるアウトプット】【市民にもたらされたアウトカム】に分けて報告や質疑応答を見ると、ちょっとおもしろいですよ。

また、これから何か平成29年度に実施したいと思っているネタがある団体さんは、応募のための企画書や、採択に向けた審査会でのプレゼンテーションにむけて、どのようなことが期待されることになるのかの勉強にもなると思います。

1.古賀市民オーケストラ【定期演奏会】

古賀市民オ-ケストラさんの活動は、音楽活動を通して団員相互の親睦をはかり、地域社会への 貢献と音楽文化の振興を目指して平成13年9月に5名で古賀市民アンサンブルを結成されたことに始まります。

その後、平成17年に古賀市民オ-ケストラに改名し、古賀市中央公民館(リ-パスプラザ)を拠点として毎年6月定期演奏会を開催されています。

また、古賀市主催のロビ-コンサ-トや地域自治会の主催行事(敬老会・成人学級等のイベント)、それに病院・介護施設での慰問活動や、地域イベントへの演奏出演などを通じて、古賀市内の文化芸術の振興に向けた活動に取り組んでいます。

定期演奏会のポスタ-完成皆様の入場を心よりお待ちしています

古賀市民オーケストラさんの投稿 2015年4月12日

今回の公募型補助金制度を使って、定期演奏会の開催を通じて、古賀を楽しくしようというもの。

「古賀すたいる」ではまだ中央公民館の大ホール(800席)を借りてイベントしたことないのですが、リハーサル分の時間帯の利用料や、冷暖房費などの付帯設備利用料を考えると、なかなかゾッとします。

市から補助をいただくことで、会場費用をどうしよう?という不安がなくなるなら、ちょっと安心ですね。

定期演奏会が無事に終了しました受付のご協力いただいた「古賀市文化のまちづくりの会」さん 、つばがり広場のみなさん ありがとうございました。聴きに来られた方 演奏はいかがでしたかコメント書いていただければ幸いです

古賀市民オーケストラさんの投稿 2015年6月13日

ちなみに、古賀市の公募型補助金を活用した事業としては、あくまで「定期演奏会」ですが、定期演奏会に向けて取り組んだ練習の成果は、各地への出張演奏会などでも披露されています。

古賀市民オーケストラでは、3月6日(土)千鳥苑早春フェスタで13時半からミニ演奏会を行います当日演奏するスコアですエリザベスセレナーデ エデンの東 みかんの花咲く丘悲しい酒 美しく燃え(モーツァルトピアノ協奏曲21番)name that tuneの演歌から映画音楽 や童謡までフルート オーボエ ホルン バイオリン(第1第2)ビオラ チェロの校正で演奏しますお楽しみに

古賀市民オーケストラさんの投稿 2016年2月23日

さらに、いろいろな音楽愛好団体が集合し、市民で「第九」を楽しむ取り組み(この記事でも後述します)でもオーケストラとして参加していたり。

演奏会当日の午前中の最終リハの様子です隣がフルート 前がヴァイオリンです研修棟のビデオと比べていかがですか

古賀市民オーケストラさんの投稿 2015年12月19日

2.特定非営利活動法人古賀市文化協会【夏休みこども体験教室】

古賀市内には、実にいろいろな文化事業があります。行政直営のものから、公共施設を使ったコンサートやミュージカル・展示会、はては飲食店や旅館での音楽会まで。

そうした裾野を支えている団体さんの一つ、古賀市文化協会さん。邦楽や日本舞踊、音楽・絵画・写真・書道はては暮らしまで、いろいろな学びを求めて集ったりする方々や、それらの学びを紡ぎ伝える方々が集まって、一つのよりどころを作ってできた団体さんです。

こうした古賀市文化協会さんが、次世代のさらなる文化の担い手となる期待の若手にむけて、選りすぐりの講師陣を揃え、夏休みに学びの機会を作っています。

それが「夏休みこども体験教室」。

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最近は、完全週休二日制などの影響もあって、小学校や中学校での美術や音楽の時間が減ってきています。古賀市教育委員会さんも、アートバスという行事をしたりしていますが、参加できる子どもたちの数は全体から見れば残念ながら微々たるもの。

また、共働き家庭も増えてきたことからで、子どもの長期休暇中に、学校と家庭以外の居場所づくりも社会全体の課題になってきています。

そうした、古賀に暮らす、お父さんお母さんそして子どもたちの育ちのために、文化協会さんだからこそできること。

それがこの取組み。

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古賀市文化協会に加盟する各分野の先生方が、そこに集うお弟子さんたちとともに、1日ごととはいえ、さらに次の世代の子どもたちに丹精込めて文化の体験の場を提供すること。

お弟子さんたちにも、さらに次世代への伝承の場を作ることができるという意味で、次の指導者としての経験も積むことができます。

一粒で、いろんな世代の人が楽しめる仕組みがここに。

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ちなみに、受付は、子どもたちに豊かな体験ができる夏を届けようとお父さんお母さんたちがぎっしり。そして、その思いをしっかり受け付ける会員さんたちの姿が。

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3.古賀市「第九」実行委員会【古賀市「第九」演奏会】

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毎年12月の冬の風物詩、「第九」。
2015年12月の開催分で、第10回目を数えました。

歌う人と演奏する人、会場に集う人で奏でる歌声は、会場を共有する人々のその一年のドラマを呼び覚まします。

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「古賀すたいる」では、部活サロンで出会った仲間【こがきもの女子部】で、お着物で第九の演奏会を楽しんでみました。

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ソリストさんの歌声の迫力はすごい!
そして、指揮者さんの、指揮にとても情熱がこもっていて、印象的でした(どうも大阪出身っぽい?)

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お着物での、おでかけ、やっぱり楽しい!
年配の女性の方に、えらいほめられて、ちょっと嬉しかった!

4.古賀市市民劇団DAICOON【演劇ワークショップ「嵐の夜」】

古賀の子どもから大人まで、文字通り文字通り老若男女の劇団員が集まってステージに立ち、古賀の様々な歴史・文化・暮らしのエッセンスを元にストーリーを組み立てて、踊り・歌・音楽などの様々な表現方法を駆使して描くミュージカル。

そうしたそうしたミュージカルの本番そして練習の会場利用料や、チラシ・ポスターなどの案内用の印刷代などにも、補助金は活用されています。

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ミュージカルには、ステージの上だけではなく、舞台袖にも多くの人たちがスタッフとして支えています。そして、ステージの上に送り出すご家族・保護者の姿も。

本番当日のストーリーだけではなく、本番までにいたるストーリーと、本番を通過点として続くストーリー。

そうした物語をつむぐものを、市民が支えているわけですね。

円陣

こちらは、公演直前の紹介記事(その1)(その2)、それに公演当日の模様に密着した記事を、どうぞご覧ください。

5.古賀市商工会【駅前商店街土曜夜市】

古賀市の商業・工業分野の事業者さんを中心に結成された古賀市商工会さん。その会員さんは、古賀市全域に及びますが、その中でも古賀市の玄関口・JR古賀駅界隈の商店街を中心に【街ににぎわいを作ろう!】と長らく取り組まれている夏のイベント・土曜夜市。

歌あり。

井口バンドの皆さんの華やかなステージ!

古賀駅前商店街土曜夜市さんの投稿 2015年7月22日

夏の夜に「にぎわい」が。

福岡のアイドルがやってきたり。

れいしゅしゅ、はじまりました!

古賀駅前商店街土曜夜市さんの投稿 2015年7月18日

「土曜夜市」は、古賀駅界隈の商店主さんが、自分のお店の軒先に思い思いの企画を出しているのが特色です。人の流れを止める区画が、文字通りそこにはあります。

また、空き地には、商店街や商工会の所縁の出店がずらり。

これにあわせて古賀に帰ってくる人たちもいるとか。

6.わんにゃんフレンズ古賀
【ボランティアによる飼い主のいない猫の捕獲避妊去勢手術・啓発活動】

古くより人間の暮らしと共存してきた猫。

暮らしの場を共存するゆえに、人間の暮らしの変化にともなって、猫の暮らしも影響を受けてしまうことがあります。

そんな共存を図る中で「野良猫」になってしまう猫の数を減らすべく、野良猫に避妊去勢手術をし、地域のみなさんに見守っていただけるよう「地域猫活動」を広げている「わんにゃんフレンズ古賀」さん。

単に補助金をもらうだけではなく、古賀市の環境課さんとも連携して、平成26年度は古賀市内で115頭の猫に避妊去勢手術をされました。

7.特定非営利活動法人古賀新宮子ども劇場
【プレーパークの定期開催から常設に向けたプレーワーカーの育成事業】

へんしゅーちょーのご一家もご用達のプレーパーク。

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ひたすらビー玉を転がしていたり・・・

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木に登ってみたり。

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お花見してたり。
親は、なるべく見守るだけというのも、実は楽。←コラ
顔見知りの方と、少しはおしゃべりもできたりするので、親にとっても気晴らしに。

2015年3月の体験レポートや、2014年にスタートするときの案内記事など、どうぞご覧あれ。

それに加えて、事業名にある通り、単に一つのイベントとしてのプレパークの開催をするのではなく、これが続くようにしようというのが今回の企画のミソ。

なので、プレーパークの基礎を作った、ゆめ・まち・ネットの、渡部達也さんの講演会の開催もプログラムの中に。参加費は無料でした。

2015年11月に開催されたこの講演会、かなりの盛況だったそうです。補助金をきっかけに、さらに次の歩みができる構図はステキですね。

8.古賀子どもの本の交流会
【「東北記録映画三部作」上映~3.11語ること・きくこと】

古賀市内を中心に、子どもたちが読書に親しめる環境づくりに取り組んでいる団体「古賀子どもの本の交流会」のみなさん。

主な活動は、古賀市立図書館や小学校での読み聞かせやパネルシアターの運営、それに保護者や高校生向けの指導者養成講座なども行っています。「だじゃれ」大会とか。

お父さんお母さんにも楽しんでもらい、その本を読む喜びを子どもたちに語り掛けてもらうことを大事にしている皆さんの企画は、東日本大震災によって被害を受け、復興に向けて取り組む方々の思いを紡ぐ取り組み。

酒井耕・濱口竜介両監督が、東日本大震災の被災地で、2年の歳月をかけて丁寧につくりあげた映画作品『なみのおと』『なみのこえ 気仙沼編/新地町編』 『うたうひと』。

伝承として、民話という媒体を通して伝えられてきた物語。
そして、2011年に震災を体験した人たちにより新たに紡がれる物語。
それを古賀で見て、聞いて、新たに古賀から紡ぎ始める物語。

映画の上映会と、それをもとに新たに紡ぐ案内をしてくれる、語り手・宮園智子さん。

たぶん4月の報告会は、報告という形をとった、新たな古賀で生まれた物語のお披露目会になるのではないでしょうか。

ちなみに

古賀すたいるは、もうちょっと取り組みが続くので、今回は報告枠に入りませんでした。いずれご報告する機会もあると思うので、お楽しみに。

【記事を書いた人】
千鳥足 大人の事情で、顔出しNGでしたが、最近解禁しました。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にUターン。 趣味: 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。