「ふくおか文化ボランティアフォーラム」に行ってきた (12/16)

12月16日に「ふくおか文化ボランティアフォーラム」が開催され、県内各地から文化の裾野づくりに取り組んでいる方々80名くらいの方々が県内各地から会場のアクロス福岡に集まっていました。プレゼンターとして「古賀市文化のまちづくりの会」のみなさんが登場されるということで、「古賀すたいる」の人も気になったのでついていってみました。

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「古賀市文化のまちづくりの会」の皆さんは、源流をたどると2006年の古賀市で開催された「福岡県立美術館・移動美術館展」の実施にあたって古賀市役所さんが古賀市民にボランティア参画を呼びかけたときに応じた方々が母体の一つ。

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その後、この流れに乗って古賀市役所さんが文化面における人材育成プログラムが2007年度から2009年度にかけて開催され、引き続き参加した方やこのプログラムから参加した方が中心になって「古賀市文化のまちづくりの会」を設立。

さらにこの「古賀市文化のまちづくりの会」の皆さんが取り組んだ舞台芸術ワークショップから「古賀市市民劇団DAICOON」が誕生したり。

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現在は、古賀市内のいろいろな文化行事(「コンサート」「展覧会」「演劇」など)や、文化的な要素を含む行事(「食の祭典」など)のバックアップをメインに、いろいろな活動をされています。裏方仕事を通して、「もっとあんな企画をやりたい!」と思っていた主催者さんにより高い文化性・芸術性を追求できるようにしたり、それらを観賞したり参加したりする一般の方々のよりステキな笑顔を見れるようにしたりしながら、古賀がステキな場所になればいいなあ、と。

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こんな感じのお話がありました。

また、当日は、筑後市にある福岡県の施設「筑後芸文館」の指定管理者として、また「九州クリエイターズマーケット」の主催者として活躍しているNPO法人芸術の森デザイン会議の皆さんの事例報告や、県立の公共施設である「九州歴史資料館」の担当者さんより、その施設を舞台にいろいろなボランティアの方に活躍してもらうための施設側の取り組みを紹介してくださる事例報告がありました。

古賀でもいろいろな文化団体の方々がいらっしゃいますし、中央公民館や歴史資料館などの施設側の方々もいろいろな仕掛けをされていらっしゃいますので、たぶんこうした悩み・工夫があるんだろうなぁーと思いながらお話を聞いていました。

当日は、これら事例報告を聞くだけではなく、事例報告を踏まえて津屋崎で寺子屋・三粒の種を運営している木村航さんがファシリテーターとなって、会場の皆さんで日ごろの活動の共有やその悩みの解決を目的にいろいろな語り合いの場も作られました。

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基調報告として長崎の取り組みも

当日は、基調報告として長崎の歴史的な場所「居留地」エリアの歴史・文化を活かしたまちづくりを行っている、一般社団法人ナガサキベイデザインセンターの梅元建治さんの講演も。参加している長崎居留地まつり長崎居留地男声合唱団をツールとして仕掛ける【まちづくり】の模様をお話しいただき、そのうえでの福岡の皆さんへのアドバイスもいただきました。

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参加している方々が寄せた「思い」をもとに、木村さんと梅元さんが二人がかりで行う「まとめ」「ふりかえり」からは、いろいろな学びと気づきのエッセンスがてんこもり。

以下、ごくわずかですが、梅元さんの基調報告からちょっとだけスライドをおすそ分け。

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【記事を書いた人】
千鳥足 大人の事情で、顔出しNGでしたが、いったん解禁しました。けど気が変わってやっぱり顔出しNGに戻る。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にUターン。 趣味: 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。

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