変わりゆく学び舎/「中央公民館・学習室」から「生涯学習センター・交流館・学習室」へ。中学校校舎の想いが世代を越えて紡がれて

最近、局所的ながら、インパクトのある言葉として、こんな言葉があります。

「福津にはイオンがある。新宮にはイケアがある。古賀市には学習室がある。」

1月の大雪の日にも、学習室には明かりがつき、大学受験生をはじめ多くの自己と向き合う学びを求める方々が静かに集っていました。(単独の写真じゃわかりにくいけど。)

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古賀に暮らす児童・生徒のための、家と学校以外の居場所として。
古賀在勤・在住の働く方々にとっての、家と仕事場以外の居場所として。

古賀市中央公民館・研修棟にある学習室は、その開館中は、自己と向き合い学びを続ける人々のために開放されています。無料で。

古賀市の図書館ですら、蔵書とその閲覧者のスペースを確保したら、自己学習のためのスペースがありません。大きな大学の図書館や、大きな自治体の図書館であれば、図書館のテーブルで自習ができますが。その代わりもあって、所定のルールを満たせば、そして所定のマナーを守れば、個々の利用者が利用料を払うことなく学びを続けることができます。

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中央公民館の研修棟の学習室に行ってきた

その学習室は、古賀市の中央公民館の研修棟の一室に設置されています。3階のその部屋は、ひな段形式で100人分のテーブルがずらり。

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3階からの眺望は、松の木や住宅地、古賀の山々が、視覚的な刺激を抑えてくれて落ち着いた学習の場を作ってくれます。

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この施設、もとはといえば、古賀中学校の校舎の一部でした。木造の校舎が中心だった時代にできたコンクリートの建物は、当時の中学校の生徒さんたちには「新校舎」と呼ばれていたそうです。

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古賀中学校が、現在の場所に移転したあと、大部分の建物はなくなってしまって、中央公民館のホール棟や図書館の建物に変わりましたが、建築してそんなに経っていないコンクリート製の校舎は残されて、現在の「中央公民館・研修棟」として活用されてきました。記事を書いているペンネーム「千鳥足」も、家と学校以外の居場所として、公民館で行われる各種の行事に参加していましたもんで、なじみの深い建物です。

そんなわけで、古賀中学校時代には視聴覚室として使われてきたこの学習室には、その時代の残り香がたくさん漂っています。

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かつてこの地にあった時代の古賀中学校で学んだかつての中学生が、大人になって「公民館」に役割を変えた、かつての校舎で学んだり。そういう歴史を知らないにしても、かつての学び舎を生かした現在の学び舎として自己学習に向かう学生・社会人がいたり。

そんな世代を超えて学びに向かう人々を迎えてくれる、中央公民館の学習室ですが、まもなく今の建物は役割を終えて解体されていこうとしています。利用できるのは平成28年6月26日(日)まで。

その理由は、老朽化。

そして、新たに生涯学習センター・交流館ができたときに、その空間が駐車場としての役割を果たすために。

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平成28年6月26日(日)まで、しっかり大事に、使いましょう。使ったことがない方は、これを機会に、いまの建物があるうちに一度、公共施設での学習ってのを楽しんでみませんか。パソコンを持ち込んでの学習も可能です。周りの方の邪魔にならない程度に。

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ただし、【学習室】は、新たにできあがる「生涯学習センター」の一室にその機能を移して、引き続きその学びの場が市民のみなさんに提供されます。それもファンタジックに

生涯学習センターの「学習室」は、こうなる!

学習室ファンのみなさん、安心してください。ちゃんと図面にありますよ。

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学習室の席配置の案や、置かれる机・椅子の仕様も、これまでの利用状況を踏まえて利用者さんの期待に応えられるようにして固まりつつあるそうです。

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座席数は、74名分。中央公民館の研修棟での学習室の座席数が100名分なので、ちょっと少なくなっている感じはしますが、ひな壇式の固定席で、いわゆる高度経済成長時代にギチギチに生徒が詰め込まれる時代で、かつ、授業の前後しか移動しない前提で作られていた視聴覚室の再利用だったので、実際の稼働率を想定すると、むしろ実利用としては多くの方に使ってもらえるよということです。

そう聞いてまじまじと現在の研修棟の学習室を見てみると、廊下側も窓側も、通路ないですもんね。通路側に座ったら、勉強中の方に「どいてくれー」とはいいづらいし。

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そんなわけで、新しくできる生涯学習センターの学習室では、窓側にも廊下側にも通行できるスペースがあり、誰かにどいてもらって席に着席・離席することに抵抗感を持たなくてもよいレイアウトになっています。しかも2人掛け。

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さらに、荷物を収納できる装備のある机を導入予定なので、座席を荷物置きにせざるをえない(そのために使える席が減ってしまう)現在の研修棟の学習室より、実情に合わせた、よりみんなが使いやすい環境になっています。

しかも、一部だけとはいえ、パソコンを持参したときに電源を取りやすいように床に電源コンセントつき。その上で古賀市役所が公共施設に整備している公衆無線LAN「KOGA CITY WIFI」も生涯学習センターには導入予定!

というわけで、これからの学習室ライフも楽しみですね。

研修棟閉鎖後の6月27日から生涯学習センターオープン日までは

ところで、生涯学習センターがオープンするのは8月から。正確には8月1日からなんですけれど、月曜休館なので実質的には8月2日からです。

その一方で、現在の研修棟は、生涯学習センターのオープン前日ではなく、ちょっと早い6月26日で役目を終えます。じゃ6月27日~7月31日までの間はどうなるんですか?とお尋ねしてみたら、古賀市教育委員会の職員さんが笑顔で「そんなこともあろうかと」と準備してくれていました。

その期間中は、中央公民館ホール棟や図書館のある建物のお部屋を、可能な限り学習室として開放してくださるそうです。学習室を使いたくなるのは、集中したいときと、暑いとき・寒いとき。子どもたちや学生さんたちの夏休みを含めて準備してくださるあたりありがたいですねー。ただ、可能な限りということで、どの建物のどの部屋になるかはその都度違うそうなので、利用したいときには掲示物などチェックしてくださいねーとのことでした。

大事に使おう!私たちの学習室

そんなわけで、これまでも・これからも楽しく使える学習室ですけれど、笑顔でノリノリで案内してくれていた職員さんの笑顔が曇っちゃったのが、このあたりの貼紙。

一緒に使う仲間・一緒に学ぶ仲間のために、他の人や次の人が気持ちよく使えるように、思いやりをもって使いましょう。そして、安全・安心な学習室仲間の輪を広げていきましょう!

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食べたゴミは持ち帰ろう!
というか、学習室で食べるのもやめよう!

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離席・着席の相談はしかたないとはいえ、集中したくて学習室にやってきている勉強仲間のために、不要なおしゃべりはやめよう!

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片づけを含めて、使えるのは22時までですよー!

無料で使えるのは、誰かがその利用のためのコストを負担しているから。そのコストを住民税として負担している「古賀すたいる」の中のヒトからもお願いです。私のおさめた住民税が、なんか無駄遣いされている気もしてなんかイヤン。よろしく♪

大事に使おう!私たちの研修棟。そして生涯学習センター。

さらに研修棟を出ようとすると、こういうのもΣ(´д`ノ)ノ

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ゴミ箱に見えちゃうというのもわからないこともないですが(汗)、ビニール袋の回収箱であって、一般のゴミ箱ではないので、よろしくおねがいしますよー。

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と、まぁ、つまらないこと書いていますけれど、いろんな人が大事に使ってきたからこそ今も使える研修棟であり、今まで大事に使ってきたからこそ新しい生涯学習センターの建築ができたのであり、もうすぐ使えるのであり。そして、新たにできる生涯学習センターも、みんなで大事に使わないと、30年後や40年後に使ってもらえないし。30年後や40年後に、古賀で学ぶ仲間のために、きれいな建物をいつまでもきれいに使えるように、みんなでがんばりましょう!

研修棟の、そして旧・古賀中学校の思い出や写真はありませんか?

「古賀すたいる」では、このまもなく取り壊される建物での思い出や写真を募集します!

写真があれば、ぜひご一報を。そして、写真はなくても、思い出を文章で投稿してくださったりしたら、「古賀すたいる」に掲載させていただいて、みんなで楽しみたいと思います。お問い合わせはご遠慮なく。また、寄稿のかたちでも大歓迎です!

【記事を書いた人】
千鳥足 大人の事情で、顔出しNGでしたが、最近解禁しました。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にUターン。 趣味: 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。

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