雨のち晴れの秋の田園「第19回古賀市民ウォーク」

10月6日(日)前夜の「ラグビーワールドカップ・サモア戦」で我が古賀市出身の福岡堅樹選手のトライでの勝利の興奮冷めやらぬ朝でした。

起きると、雨がかなり降った気配はありましたが、天気予報では「曇りのち晴れ」なので、雨具まではいらないと判断し、7時30分にグランドへ集合。

準備を始めると雨が降り始め、受付をグランドゴルフの常設テントの下にお借りしました。受付開始は13㎞コースが8時15分からですが、歩いてんDo好会のメンバー9名とサンサン仲間づくり講座OB・OG会のメンバー2名に加え、古賀北中学校のボランティアの女子生徒1名が受付対応に当たりました。

13㎞には歩いてんDo好会初代代表Tさんがエントリーされ、新メンバーも加わったことから始まる前に身内でご紹介。82才で唐津街道のウォーキングの中心を担って元気で歩いておられるとか。頼もしい先輩に励まされました。

雨がやみそうもないので、グランドでの開会式を急遽リーパス交流館の玄関前スペースに変更。
司会進行は歩いてんDo好会の筆者。司会原稿に「快適なウォーキング日和」と書いていたのにまったく使えない!なんて創造もしていませんでした。

8時30分開会。「毎日7000歩」歩いているという長谷川教育長の挨拶の後、コースの説明、途中で実施するクイズ、ゴールの健康福祉まつりへの案内などの後、クロスパル古賀のインストラクターさんの準備運動で体を温め、雨にもめげず元気に出発!

クロスパル古賀のインストラクターさんと準備運動。
リーパスの玄関前なら雨が降っていても大丈夫!

先導はDo好会のメンバーTさんとNさん。
皆さん行ってらっしゃい!と声をかけ、9時から6㎞コースの受付。受付は古賀北中のボランティアの女子生徒さん1人が手伝ってくださって助かりました。時折降る雨で雨具着用者も多く、これまでに何度も参加している、という常連さんの割合が多かったようです。
開会式は13㎞と同じく、リーパス玄関前で、司会は大きな声で元気よくKさん。準備運動の後、出発。
先導は、手作りのノボリを持つSUさんと、筆者。6㎞コースは今朝の雨で草が茂っているところは歩きにくいため、コースの一部を変更しました。

6㎞コースは、市役所横を通って3号線を横断、大根川に沿って工業団地を歩き、ハーブレストラン「遊牧民」に到着。市民ウォーキングで初めての立ち寄りです。「遊牧民」さんからハーブパンの試食提供。

自家養蜂の貴重なニホンミツバチから採れたはちみつを付けていただきました。

自家養蜂されている巣箱。
どうなっているのか興味津々です。

香りも味も素晴らしく、みんな感心しきり。店内にあるトイレの拝借とともにレストランの室内も見せていただきました。お店の存在は知っていても行ったことがない、という人が多く、年配の参加者はこの機会にハーブレストランなるものを見学してみたい、とめったにない機会を喜んでいただきました。
すっかりくつろいだ皆さんは滞在予定時間の5分をはるかにオーバー。

次の「くまや蒲鉾」さんの試食は毎回ご協力いただいているので、すっかりおなじみ。「今日も買って帰る」と楽しみにされている方たちも。
ぎっしりと並べられた蒲鉾に目を丸くして「もっと食べていいと?」と確かめる子供もいました。

 

次に「勤労者スポーツ広場」は工業団地に働く方たちの憩いの広場です。試歩で歩いたときはあまりに草ぼうぼうで手入れをお願いして、すっかりきれいになっていました。ここでは、トイレ休憩とクイズが待っていました。

パネルのクイズに答えると、ヤマザキパンからパンの提供がありました。新製品などいろいろな種類が用意されていて選ぶのを迷っていましたね。6㎞コースは「食のお楽しみコース」といったところでした。

今在家の「若八幡宮」のいわれや全国の八幡様について史跡案内ボランティアの方から説明があり、みんな熱心に聞いていました。

みなさん熱心に聞いていますね。

今在家の民家や稲刈り前の田や畑を見ながらサンコスモにゴールしました。
6㎞コースは、子ども連れも多く、ベビーカーの赤ちゃんと2~3歳くらいの女の子も完歩!このまま足の強い子に育つでしょうね。
また、6㎞コースには歩いてんDo好会のメンバーで84才のIさんが今年から加わりました。すいすいと軽い足取りで、試歩では13㎞も完歩でした。ウォーキングは若さを保つ、と言いますが、三浦雄一郎さんの本では「歩くほど若返る」そうですから、実証されていると思います。

ゴールにつく頃は太陽も照りだし、暑くなってきました。サンコスモのゴール受付ではお楽しみくじ引きがあり、古賀の特産品のみかんカレーや調味料、ジャムなどが当たりでした。さらにヤマザキパンがまた1個。

健康福祉まつりでは、会場内を回って5ポイントになると古賀産新米の当たるくじが用意されていました。ウォーキング参加者は2ポイントありましたので、ニコニコお米を抱えて帰る人も。

13㎞コースは、早く出発したので、かなり雨の中を歩きましたが、筵内の須賀神社で史跡案内ボランティアさんから、ガイドを受け、谿雲寺でトイレをお借りして、薦野目指して歩きました。

途中でみかんの提供もあり、のどを潤しました。

株式会社エー・ワイ・エス様がご好意でみかんとお茶を提供してくださいました。

「天降神社」では、薦野の歴史をつなぐ会の方から、丁寧な説明がありました。続いて薦野一族の墓所のある「養徳山」に案内され、黒田藩で活躍した薦野増時などについて詳しい話があり、薦野公民館でトイレ休憩しました。史跡案内ボランティアさんや歴史をつなぐ会などの皆さんの郷土愛に圧倒された人も多かったようです。冷たいゼリーの提供も好評でした。

帰りは筵内の「県営馬術競技場」で10分間のトイレ休憩と馬たちに、ニンジンの餌やり体験とクイズ。スタッフのNさんも生まれて初めての餌やり体験の楽しさにゆっくりしてしまったとか。
古賀を知ろうクイズに答えて山崎パンのプレゼント。ここにはボランティアの6人の古賀中の女子生徒さんたちが待機。ウォーキング一行を待っている間に、乗馬体験をさせてもらったとか。ボランティアの素敵なご褒美。

次は江戸時代の村医者だった古民家「九本柿庵」に立ち寄りました。コーヒーをご用意されていたとか、感謝です。室内で江戸時代から明治時代の室内装飾が見事でした。
ここからサンコスモのゴールまで一直線。13㎞は自信のある方ばかりなので、きつかった、という声は聴かれませんでした。皆さんくじ引きなどを楽しみ、元気に帰っていかれました。

開始前の雨には驚かされましたが、終わってみれば参加者は全体で130人(スタッフ含め)、13㎞コースが22人、6㎞コースは81人だったそうです。熱中症の心配もなく、結局歩くにはちょうど良い一日でした。

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【記事を書いた人】
今村 古賀の山、海、田園風景が大好きで古賀市に移り住んで12年。古賀を知ろうと歩き始め、ウォーキングの仲間たちと巡り合った幸せ。故郷島根県松江市の高校では考古学部出身、歴史好きの私の心をときめかしてくれる遺跡も出土し、歩く楽しみも一段とアップ。自然を守ること、ミステリーも大好きな好奇心旺盛な73歳。渡り鳥がたくさんやってくる福岡市の和白干潟を守る活動もやってます。

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