【古賀はこがんとこばい 】 「古賀の民話と伝説の地を訪ねて」(その6)千鳥ケ池にまつわる話③

お歯黒の千鳥

この池が、まだ松林だった頃、山林の番をする山番の家に千鳥という美しい娘が嫁いで来た。
千鳥は、夫の留守中は仕事もせずに、毎日お歯黒を付けるばかり。

ある日、お湯を取りに行くのが面倒なので、竈(かまど)の前に腰を下ろして、歯を染めては唾を吐き散らしていると、竈から大きな音とともに水が噴き出して、家も千鳥も渦巻きの底に吸い込まれた。すると、あっという間に千鳥は大蛇となり、そこに瓢箪型の千鳥ケ池ができた。

それから後、日照りの時、人がこの池の水を飲もうとすると、千鳥は自分の身を見られまいとして、雨を降らせるという。

(注 「お歯黒の千鳥」という題は適当に付けたものです。)
(参考)昭和60年9月1日発行「郷土古賀の民話」(古賀町司書部会)

【記事を書いた人】
千鳥ヶ池のめだか 街歩きと歴史探訪の記事が得意。古賀の歴史を様々な視点から伝えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください