【古賀イマゴロ】 鯣田橋(するめだばし) なんだこの名前!?

今回は、「古賀市歩いてんDo好会」のウォーキングで、古賀グリーンパークをスタートしてから新宮町との境まで。

青柳川に沿って上流へと進みます。

 

近くを流れる青柳川の源流は、新宮町的野の山あいまでさかのぼることができますが、その青柳川の上流の方に架けられている橋が今回のテーマです。

北筑昇華苑入口交差点近くに架かるこの橋は、昭和54年(1979)に現在の橋に架け替えられた、これといった特徴のない橋のようです。

青柳川に架かる「鯣田橋」が見えてきました。明治初期頃は土の橋だったそうです。

しかし、橋名がなんだこの名前!?という感じ。
「鯣田橋」と書いて「するめだばし」と読みます。

漢字で書くと「鯣田橋」

ひらがなで書くと「するめだばし」

「するめ」といえば、イカの内臓を取り除いて乾燥させたもので、古くから日本・朝鮮半島・中国南部および東南アジアで用いられていたといわれています。

この「するめ」ですが、名前は「墨を吐くものの群れ」に由来し、「墨群(すみむれ)」が「するめ」となったという説があります。

室町時代の国語辞書ともいえる「下学集(かがくしゅう)」には、「易」には「変わる」という意味があることからすると、「イカがするめに変わる」といったところでしょうか。

日本では「鯣」の字を「するめ」に当てていますが、「鯣」の字は、本来ウナギを指す漢字だそうです。

ということは、「鯣田橋」の名前が付けられたこの付近は、かつてはうなぎ(鯣)が沢山いたのかもしれません。(知らんけど)

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【記事を書いた人】
千鳥ヶ池のめだか 街歩きと歴史探訪の記事が得意。古賀の歴史を様々な視点から伝えています。

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